アイコン 山下医療器械(3022、福岡・佐世保)/5月決算 増収増益 2円増配

同社は当期決算において、医療業界につき、安全で質の高い医療の実現と、限られた医療資源や財源の効率的な配分を基本方針とする診療報酬改定が平成24年4月に実施され、医療・介護の機能分化の推進や病床機能の分化、在宅医療の充実等の方向性が打ち出された。

医 療機関の経営環境は、一部に改善の兆しが見られるものの依然として厳しい状況が続いており、当社グループが属する医療機器販売業界では、診療報酬改定によ る医療材料の償還価格の値下げの影響や販売価格引下げ要求の強まりとともに、業者間の販売競争が一層激しくなっている。

このような状況の下、当社グループでは、「トータル・メディカル・サポート」を基本理念とし、ITを活用した当社独自のSPD(物品管理)システムの提案等、医療機関の業務効率化とコスト削減ニーズに積極的に応える提案型の営業強化に取組んだ。これによりSPD契約施設の増加とそれに伴う医療機器消耗品や備品の売上増加等、各事業分野においてその効果が現れている。また、仕入先メーカーと連携した商品戦略の強化や商品直送システム導入による物流の効率化、さらに、子会社における自社開発の特許製品による整形事業の展開等にも重点的に取組んでいる。としている。

 
連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
09年5月期
36,431
214
307
139
10年5月期
39,421
278
359
186
11年5月期
40,115
159
243
-236
12年5月期
44,366
443
525
202
前期比
110.6%
278.6%
216.0%
 
13年5月期予想
43,316
234
307
154
13期予/12期比
97.6%
52.8%
58.5%
76.2%
 
[ 2012年7月12日 ]
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