印刷工の胆管がん問題は、肝臓がん(肝管がん)も対象とすべきだ
印刷会社の印刷工が、印刷機のローラーふき取り作業用の溶剤により、胆管がんが多発している問題で、胆管がんを発症して5年以上前に死亡した元従業員4人の遺族が19日、大阪中央労働基準監督署に労災認定を申請した。
従来の法解釈では、遺族補償の受給権は死後5年を経過すると失われるが、今回の問題で厚労省は、申請時に時効の判断をしないよう全国に指示している。労基署は今後、発症の原因などを調査した上で、給付の可否について厚労省と協議する。
胆管がんだけが、取り沙汰されているが、胆管は肝臓の肝管と継っており、肝管でがんを発症した場合には、肝臓がんと診断されるケースが殆どと言われている。
印刷工の方で、胆管がんと診察された方だけではなく、肝臓がんと言われた方も、亡くなった方も含めて、本人なり、遺族なりが、医師にカルテを精査してもらう必要がある。
緑色が胆管と肝管
[ 2012年7月20日 ]
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