アイコン 新日鉄エンジニアリング/ミャンマー天然ガス採掘プラットフォーム完工

 新日鉄エンジニアリング海洋事業部は、平成21年10月にミャンマー/ペトロナス・チャリガリ・ミャンマー社よりミャンマー/ヤタゴン鉱区に建設 する天然ガス昇圧用プラットフォーム1基(総重量13,708t)及びプラットフォーム間を結ぶ連絡ブリッジ(約760t)の設計・調達・製作・試運転を 含む工事一式の建設を受注し、工事を進めてきたが、この度、無災害にて完工した。
 
本件は同社が過去受注した最大規模の上部工を持つプラットフォームだが、実行において当社子会社のタイ/TNS(タイ日本スチール)が設計、調達、上部工 製作、試運転を、インドネシア/NS-BATAM(日本スチールベトナム)が、下部工(ジャケット)製作を担当し、無災害にて完工する事が出来た。

新日鉄

今後、ミャンマーにおける石油・天然ガス市場は輸出に加え、経済活性化とともに国内需要が確実に高まるものと予想され、本工事の経験を通して、今後の開発案件の受注に臨む。(1)所在地:ミャンマー/ヤタゴン鉱区(アンダマン海 ミャンマー沖合約200kmに位置し、ペトロナス・チャリガリ・ミャンマー社が40.91%を出資、同社が運営している。他主要出資者社-MOGE(Myanmar Oil and Gas Enterprise) 20.45%、JX日鉱日石エネルギー19.32%。
同鉱区で生産される天然ガスは海底パイプラインにてタイに輸送、タイ国にて使用される。)

(2)天然ガス昇圧用プラットフォーム概要
 [1]プラットフォーム重量
 ●ジャケット:4,527トン、トップサイド:6,251トン、パイル:2,930トン。
 [2]主要プロセス設備
 ●セパレーター:坑井からの流体をガス、水、コンデンセートに分離。
●ガスクーラー:坑井からの流体やBooster Compressorからの圧縮ガスを冷却するシェルアンドチューブ式熱交換器。(海水冷却)
 ●ガスタービン圧縮機(250MMscfd x 3):セパレーターにて分離されたガスを圧縮する設備。
 ●ガスタービン発電機(5.15MW x 1):Platform上の諸設備の主電源となるAC発電機からなっている。

資源のない日本、新潟県でちんたらシェールガス採掘など行うより、東シナ海で早急にこうしたプラットフォームを建設して欲しいものだ。グズグズしているうちに中国が、東シナ海の日本海域であっても、海底油田開発にイチャモンをつけるようになってきている。自民党時代から続く政治の貧困は、民主党になり、さらに日本を滅ぼしてしまおうとしている。

[ 2012年7月25日 ]
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