アイコン ふくおかフィナンシャルG/第一四半期 大増益 黒田城が建つ

不良債権をこれでもかこれでもかと処理してきたふくおかフィナンシャルグループ(=福銀グループ)の第一四半期は、与信管理費用も限られ、大増益を果たしている。シェアーを高めるため低利で融資してきた分の金利を高くしたのか、経常収益も増加している。
第一四半期の与信関係費用は1億81百万円の戻し入れ(前期は33億円の費用)。6月末の金融再生法開示基準の不良債権残高は2,653億円、総与信額に占める割合は2.96%とすこぶる健全領域である。

福銀グループは、第一四半期で大増益となっているものの、当期利益は前期並みから変更しておらず、金子漁業関係の処理も前期既に終わっており、何かまだ融資を政治的に処理するのがあるのだろうか。谷さんも金子元知事には金玉を何回も握り返され痛かったようであるが・・・。

このままでは、今期困るくらい利益が出る福銀グループ、取引関係にある中堅取引先で、経営に苦しくなっている会社は、福銀グループの相談し、言われるがままに動いたら、助けてもらえるかもしれない。
福銀グループは、本社の目前の舞鶴公園に黒田城でも建立するための引当金でも計上するのであろうか。

連結/百万円
売上高(経常収益)
経常利益
当期利益
12年3月期第1四半期
59,741
11,503
6,404
13年3月期第1四半期
64,479
18,437
12,721
前期第1四半期比
107.9%
160.3%
198.6%
13年3月期通期予想
 
52,500
28,000
12年3月期実績
254,373
37,727
28,176
11年3月期実績
250,989
49,890
25,990
10年3月期実績
257,234
33,059
28,387
通期予想/前期比
 
139.2%
99.4%
 

[ 2012年7月31日 ]
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