アイコン オリンパス/東京国税160億円申告漏れ指摘 粉飾隠しの投資顧問支払い

オリンパスの粉飾決算事件をめぐり、同社が東京国税局の税務調査を受け、2011年3月期までの5年間で約160億円の申告漏れを指摘されたことが4日判明した。
過去の損失を穴埋めするために、投資助言会社側に報酬名目で支払った費用の一部が、経費とは認められなかった。過少申告加算税を含む追徴税額は約40億円。

英医療機器メーカー「ジャイラス」の買収に絡み、投資助言会社側に多額の報酬を支払った経理処理で、オリンパスは08年2月にジャイラスを2,000億円余りで買収、助言会社などに対しては、いったん渡した配当優先株を買い戻すなどして10年3月までに約660億円を支払った。

しかし、株の買取り価格は水増しされており、この水増し金が助言会社などを経由する形で、オリンパスが、海外ファンドに隠していた損失の穴埋めに充てていた。このため、国税局は経費の計上を認めなかった。
 
オリンパスは、結果的に投資助言会社側に純粋な助言料を、いくら支払ったことになるのであろうか発表して欲しいものである。国税は投資助言会社側にも足を運んでいるものと思われるが・・・。
 

[ 2012年7月 4日 ]
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