アイコン ソウル半導体/5倍明るいLEDの量産に成功

LED照明メーカーのソウル半導体は3日、従来製品に比べ5倍以上明るい新製品である無極性(Non-polar) LED「エヌポーラ(nPola)」の量産に入ったと発表した。
同社によると、パワーチップLEDの光束強度100ルーメン程度から、500ルーメン程度に明るさを向上させることが可能で、これまでは60ワットの光を出すために、10-20個のLEDが必要だったが、新製品では1-2個で同じ明るさを実現できるという。

会社側は、新製品のLEDには、これまでのサファイア基板ではなく、欠陥確率が1万分の1という窒化ガリウム(GaN)素材を使用、LED普及で最大のハードルだった生産コストをこれまでの10分の1に削減できるという。

10年以上の研究の末に特許を取得した高効率の製品といい、この無極性(Non-polar)技術の改良を行っていくことで10倍以上の明るさも可能になるとしている。

 日本は、LED分野でも遅れをとっているのだろう。小泉一派がハゲタカ国アメリカに追随し、研究開発投資より、高配当を求められた電子製品の大手企業にしてしまった。借金は返済するわ、高配当はするわで、肝心の研究開発投資を疎かにしてきたツケが、韓国勢に電子製品分野で完全に敗退した原因を作り出した。世界に対するマーケティング力も皆無に近い。
 大手企業経営者が、暇を持て余し、金をぶら下げ内政の財界活動したら、碌なことはない。今その後始末をしているわけだが、更に研究開発投資を萎縮させており、心配でならない。サムスンは今期、整備投資も含め、研究開発投資を3兆円すると豪語しており、その差の拡大は、目も当てられないものになろう。ソニーもアホだから、一時サムスンともくっつき、技術だけもっていかれていた。
 川崎重工も先方の言いなりの契約条項であるにもかかわらず、のこのこ中国まで出て行き、新幹線の車両技術を盗まれた。

 

[ 2012年7月 5日 ]
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