アイコン 後手後手の岡山市/駅前の林原本社跡地 イオンモール 市の買収拒否

JR岡山駅前の一等地にある林原本社跡地は、大型商業施設を建設する計画でイオンモールが買い取ったが、岡山市が、土地の一部を買い取って3000人規模の大型会議施設を整備したいという意向を示し、去年11月以降、イオンモールと交渉を進めてきた。

しかし、イオンモール側は、商業施設を建てる土地の面積を少なくすることはできず、将来、商業施設の内容や規模を見直す可能性もあることを考え、「岡山市に一部の土地を譲ることや建物の一部の権利を市が所有することは困難」という回答を市に提出した。

一方で、イオンモール側からは500席規模のホールの建設が提案され、今後も岡山市と協力する意向が示されたという。

イオンモールができれば、経済効果は3000人規模の会議場を造るより、経済効果は高く、また、大きな会議場を造ったところで、もてあますことになろう。
そうした経済波及効果も少ない大規模会議場を、一等地の駅前に造ることそのものがおかしい。公務員的な発想であろう。

[ 2012年7月 6日 ]
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