アイコン 金融庁/日本を代表するあずさと新日本監査法人に改善命令/オリンパス損失隠し

日本を代表する野村證券がインサイダーで醜態を曝け出し、オリンパス事件では、オリンパスの不正を知った監査法人(あずさ)がオリンパスから首になった にもかかわらず、業務引継ぎを次の監査法人(新日本)に行わないという、それでも日本を代表する監査法人かと疑うほど、両社は日本の証券市場を、世界の投 資家に対して信用を失墜させた。
また、両社は、いい寡言なカネボウ・山一の監査を行い解散させられた中央新光監査法人の教訓も生かさず、監査人として、オリンパス事件を明らかにもしなかった責任は重大である。

金融庁は6日、損失隠し事件を起こしたオリンパスの会計監査を担当した、あずさ監査法人と新日本監査法人に対し、業務改善命令を出したと発表した。

 オリンパスの監査法人は、2009年3月期を境に、あずさから新日本に交代したが、金融庁は十分な業務の引き継ぎをしていないなど2社の業務管理態勢が不十分だった、と判断した。
 金融庁は2社に対して、監査を担当する企業の情報を適切に把握し審査が十分行えるように態勢を強化することなどを命令した。
 オリンパスは、資産運用の失敗で1990年代に1千億円を超える損失を抱え、買収を利用して隠蔽処理。監査法人は不正を発見できなかったとしている。
 
あずさは、不正を知っており、そのためオリンパスから首になったものであり、何かおかしすぎる。金融庁は、非は非として厳正に対処しないことから、日本を代表する監査法人としての自覚もなく、他の監査法人もいい加減な監査をしてしまう原因を作っている。
 

[ 2012年7月 6日 ]
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