アイコン 温泉の硫化水素に心不全改善効果あり/熊大赤池孝章教授の研究チーム発表

熊本大学大学院の赤池孝章教授らの研究チームが、温泉などに含まれる硫化水素に心不全を改善する効果があることを突き止めアメリカの科学雑誌に発表した。

赤池教授らの研究チームは、心筋梗塞が起こると体内では心筋細胞を再生、修復し心機能を正常化させようとさまざまな物質が分泌されるが、こうした物質のうちの1種が必要以上に分泌されることで心不全の発症につながることを解明した。

さらに、温泉などに含まれる硫化水素が、この物質の分泌を抑制する効果があることも突き止め、マウス実験では心臓機能に改善が見られたという。

さらに、温泉などに含まれる硫化水素が、この物質の分泌を抑制する効果があることも突き止め、マウス実験では心臓機能に改善が見られたという。

熊大赤池孝章教授らの研究チームは、この研究結果を、アメリカの科学雑誌に発表した。赤池教授は、硫化水素は人体に有害な物質として知られているが心不全の治療にも役立
つこともわかった。さらに研究を進めれば心不全の新たな治療薬の開発に期待できるとしている。
 日本の心不全患者数のデータがないが、年間100万人から250万人と見られている。

温泉が一番。ゆっくりつかって心も体もリフレッシュ。
 

[ 2012年7月 9日 ]
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