アイコン いい話 海が綺麗な久米島に福島の子の保養施設完成 51人2週間滞在

フォトジャーナリストの広河隆一氏や石井竜也氏などが、福島の子らに沖縄の自然を楽しんでもらおうと企画して募金を集め、沖縄県の久米島に保養施設を、地元の協力を得て完成させた。
早速、原発事故の影響が続く福島県いわき市の子どもら51人が来島、2週間久米島の自然を楽しむ。
8日のオープニングセレモニーでは、石井竜也氏が、被災地の復興を支援するために作った曲を歌い、涙を流しながら聞き入る人の姿も見られたという。

当建物は、平屋建ての焼き物工房(3棟)跡を改修利用した宿泊施設。

海を一望できる高台に設けられた施設には、宿泊するための部屋が13室あり、交通費や宿泊費は募金で賄われる。

福島原発水素爆発の影響は、山間部の多い地区では、いくら低地を削ったとしても、濃いい放射線量を含む山水が、雨などで流されてくる。幼児や子供にとっては低放射線量でも影響を受け続けることは危険である。

県内で疎開している福島の子等には、こうした沖縄の海で心に負った放射能もきれいに洗い流してもらいたいものである。

なお、施設を運営する団体「沖縄 希望21」では、年間を通してホームページなどで被災地からの参加を募ることにしている。
福島原発水素爆発の被災者向けに、年間を通した施設が設けられたのは全国初となる。

なお、「沖縄 希望21」の賛同人には
石井竜也、宮崎駿、山田洋次、加藤登紀子、吉永小百合、下重暁子、水越武、池田香代子、熊切圭介、川島進、落合恵子、ナターシャ・グジー、浅尾省五、斎藤美奈子、矢ヶ崎克馬、与那嶺路代、見城美枝子、千葉麗子、新谷のり子、鴻上尚史、ピーター・バラカン、中村征夫、大石芳野、田中優、青柳拓次、民、UA、おしどりマコ&ケン、西谷修、向井雪子、黒部信一、鈴木薫、石原エミ、竹野内真理、上地昇、OKI、根元きこ、木村肇二郎、綿本彰、
織田好孝、ほか(敬称略・3月26日現在)

後援団体
DAYS JAPAN、DAYS被災児童支援募金、未来の福島こども基金、チェルノブイリ子ども基金、広河隆一写真展事務局、アウレオ、いわき放射能市民測定室たらちね、TRCN(3月20日現在)

問合先:DAYS JAPAN 03-3322-0233  FAX 03-3322-0353(広河) 
※保養所場所等について 久米島町役場福祉課 098-985-7124(山城)

[ 2012年7月10日 ]
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