アイコン ベスト電器/2月期第1四半期 不況+店舗減による売上高大幅減

家電業界を取り巻く環境は、国が強制的に進めた地デジ化やエコポイント効果の反動で、奈落の底の状態に突入している。
その中でも、ベスト電器は、熾烈な戦いに敗れ、エコポイント効果さえ決算上見出すことができないほど異常事態に陥った。そこに家電量販店業界に襲いかかったエコP反動、ベスト電器の不採算店は、計画に沿い閉鎖を続けるものの更に増すばかり。

許婚のビックカメラはさっさとコジマと結婚してしまい、田舎モンのベスト電器と隠れて付き合う余裕も限られ、ベスト電器は財務悪化を食い止めるための方策に尽きていた。
そこで愛を下さいと袖にしたはずのヤマダ電機に尻尾を振り、ヤマダ電機の軍門に下った。なんとヤマダ電機の懐の深さであろうか。

ヤマダ電機がベスト電器を再建させたいならば、有薗・北田体制の残党を完全排除が求められる。長年牛耳ってきた有薗・北田体制は、課長クラスまで人を送り込まなければ、放遂できないだろう。また不採算病も治らない。ベスト電器の不採算店閉鎖に伴う店舗売却利権にまで加担している輩は完全一掃が求められる。若手にはいい人材もいるのだが。
九州同人のヤマダ電機を過去いじめたベスト電器であり、ヤマダ電機もやりがいがきっとあるはずだ。
ハウステンボスの再建を同地に乗り込んで実践している澤田会長は活き活きとしている。

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
12年2月期第1四半期
70,787
1,065
1,017
-305
13年2月期第1四半期
50,060
-7
64
23
前年同期比
70.7%
 
6.3%
 
13年2月期通期予想
238,300
3,551
3,309
2,746
12年2月期実績
261,705
2,535
2,009
589
11年2月期実績
340,969
6,862
5,854
1,057
10年2月期実績
345,619
-5,230
-5,698
-37,448
今期予想/前期比
91.1%
140.1%
164.7%
466.2%
13年2月期第1四半期
総資産
純資産
自己資本
自己資本率
 
119,002
44,947
44,128
37.1%
 
[ 2012年7月17日 ]
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