アイコン 熾烈な№1争い アルフレッサH/常盤薬品(宇部市)を株式交換で完全子会社化へ 

東証一部上場で医薬品卸業国内第2位のアルフレッサHは、JASDAQスタンダードの常盤薬品(株)(中堅の医薬品卸業者、医療用医薬品86、一般用医薬 品3、医療器械用具・試薬他11、山口県宇部市大字妻崎開作860)を株式交換により、完全子会社にすると発表した。株式交換日は10月1日となってい る。
合併比率は、アルフレッサHの1に対して、常盤薬品の0.147。それに伴いアルフレッサHは1,571,026株を新規発行する予定。

アルフレッサHの3月期の売上高は2兆3,332億円、常盤薬品の売上高は今5月期563億円。

アルフレッサHは、福神薬局を前身(福神邦雄氏が第4位の大株主)とし、これまで全国各地の医薬品卸業者を次々に合併やM&Aをして、国内第2位までの登りつめている医薬品卸業者。医薬品会社の色は特に付いておらず、第2位の株主には同社社員持株会、第3位に第一三共となっている(第1位は日本トラスティの信託口)。

医薬品卸業界では東証一部のメディパルH、中核企業のメディセオ(旧 クラヤ三星堂)やエバルス(広島)、アトル(福岡市)を傘下しており業界№1(売上高3月期2兆7,502億円)であるが、メディパルHとアルフレッサHは、平成20年10月合併調印したものの、翌年1月には合併を白紙撤回、その後も熾烈な競争を繰り広げている。

医薬品だけなら、既にアルフレッサHがメディパルHを抜いているかも?
 

[ 2012年7月18日 ]
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