アイコン 西堀晋氏らのiPhoneは、ソニーデザインの盗用か?サムスン裁判資料付

サムスンは、今年4月、ハワイに滞在中の西堀晋氏を訪ね、説得の末に2006年にアップルのデザイン責任者であるジョナサン・アイブ氏から指示を受け、ソニー製品をまねた製品をデザインしたとする証言を得たという。

西堀氏は、かってアップルでデザイナーの中心的存在として活躍し、iPhoneのデザイン特許の共同登録者でもある。

 サムスンは、西堀氏を証人として裁判所に申請したが、同氏は裁判が始まる前の6月、アップルを突然退社し、弁護士経由で「証言は難しい」との立場を明らかにした。

裁判を担当するルーシー・コ判事は、サムスンが提出した西堀氏の証言についても、証言聴取期限が過ぎたとの理由で、法廷で公開しないよう命じている。(この裁判、アップルの勝ちで決定したようなものだろう)

「iPhoneのデザインが着想されたと主張されているときより前である2006年2月、アップルの幹部であるトニー・ファデルは、スティーブ・ジョブズやジョナサン・アイヴらに、あるニュース記事を回覧した。この記事では、ソニーのデザイナーが、ボタンなどの『過剰な装飾』がない、手にフィットする、『画面のある四角形』で『角に丸みが付いた』携帯電子機器のデザインを話していた」とサムスンが提出した裁判資料にあるという。

アップルの工業デザイナーである西堀晋が、このデザインのモックアップ(外見を実物そっくりに似せた模型及びデザイン)を作成したが、この際のCAD図面では、背面にソニーのロゴまで入っているという。


サムスン 裁判所への提出資料
http://assets.sbnation.com/assets/1257891/Samsung_unredacted_trial_brief.pdf

SONY

モックアップの初期iPhoneデザイン、裏面下部にあるSONYのロゴは、ソニーのデザインを参考(盗作)にした証か?

アップルとサムスンの「世紀のIT大戦争」は、アップルのモックアップ情報までサムスン側に渡っている。企業のスパイ大戦争の様相だ。

それにしても、サムスン側の主張が正しければ、iPhoneで超有名になった西堀晋氏のデザイン力も底が知れているようだ。
サムスンは、西堀晋氏が「ジョナサン・アイブ氏から指示を受け、ソニー製品をまねた製品をデザインした」とする証言を得たとしているが、世紀の大戦争状態にある中で、アップル側の西堀晋氏が軽々にそのようなことを言ったのであろうか。何故か6月アップルを退職したというのも気になる(言ったため、その責任を取りアップルを辞めたとも勘ぐれる)。

ソニーは、アップル・サムスンから、デザイン料を貰おう。そうすれば、少しは経営が楽になるかも。

[ 2012年8月 4日 ]
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