ダイキン工業/第一四半期 儲かっています
OYLを2006年5月買収してエアコン世界首位(2位、米国のキヤリア社)、国内では業務用で断トツの同社は第1四半期について、次のように説明している。
平成24年4月1日~6月30日の世界経済は、欧州では財政問題の不安と緊縮財政から停滞感が強まり、米国でも景気回復のペースが鈍化した。また新興国でも成長率目標を引き下げた中国を中心に減速感が強まった。
一方、わが国経済は、復興需要等を背景に内需を中心に持ち直しの動きがみられた。
このような事業環境のもと、欧州の需要減退やユーロをはじめとする為替レートの円高傾向によるマイナス影響の挽回に取り組んだ。空調事業では、中国・アジア・米国での拡販、インド・ブラジルなど新興国市場での事業拡大、また国内では節電ニーズをとらえた新商品の投入とシェアアップに注力した。
フッ素等の化学事業では、需要が伸び悩む中、用途開発による新たな需要創造に取り組んだ。その結果、当第1四半期の業績は、連結売上高は、前年同期比5.4%増の3,138億5百万円。連結営業利益は、222億57百万円(前年同期比9.0%増)、連結経常利益は200億4百万円(前年同期比▲3.7%減)、連結四半期純利益は、114億4百万円(前年同期比▲8.5%減)となったとしている。
連結/百万円
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売上高
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営業利益
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経常利益
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当期利益
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12年3月期第1四半期
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297,727
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20,421
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20,768
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12,460
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13年3月期第1四半期
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313,805
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22,257
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20,004
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11,404
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前年同期比
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105.4%
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109.0%
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96.3%
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91.5%
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13年3月期予想
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1,380,000
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100,000
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97,000
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53,000
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12年3月期実績
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1,218,700
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81,192
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81,756
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41,171
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11年3月期実績
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1,160,330
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75,455
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74,800
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19,872
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10年3月期実績
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1,023,964
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44,037
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43,768
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19,390
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今期予想/前期比
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113.2%
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123.2%
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118.6%
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128.7%
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