三菱マテリアル電子化成/配管から発煙硫酸漏出
7日朝、秋田市茨島にある三菱マテリアル電子化成の工場から、劇物指定の発煙硫酸が漏れ出す事故があった。
工場の敷地にある直径4センチの配管から発煙硫酸が漏れ出し煙となって出ていた。 このため、工場側がタンクから配管へ発煙硫酸を送り出すポンプを止めるなどしたところ煙はまもなくおさまった。
発煙硫酸は、劇物指定で、吸い込むとのどに痛みなどの症状が出るが、けが人や気分が悪くなった人はいない。発煙硫酸は、濃硫酸に過剰の三酸化硫黄を吸収させたもの。
煙は、配管のつなぎ目から出ていたといい、配管を繋ぐ部品が濃硫酸により劣化して発煙硫酸が漏れ出たとみている。
天下の三菱さん、バルブのパッキンくらい定期的に交換しましょう。
[ 2012年8月 8日 ]
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