アイコン 大同特殊鋼 知多工場の海水汚染問題/鉄鋼スラグが原因

大同特殊鋼の知多工場から基準値を超える高濃度のアルカリ水が排出されていた問題で、同社は21日、工場敷地内に保管していた「鉄鋼スラグ」と雨水が反応して漏れ出たことが原因であったと発表した。

名古屋海上保安部は20日、大同特殊鋼知多工場(愛知県東海市)から基準値を超える高アルカリ水が排出されていたと発表していた。

同日朝から水質汚濁防止法違反容疑で同工場を家宅捜索している。現時点で環境などへの影響は確認されていないという。
 海保によると、巡視船が5月9日、工場の排水口から名古屋港内に白濁水が排出されているのを発見。水を採取して水素イオン濃度(pH)を調べた結果、基準値(5.0~9.0)を超える高濃度のアルカリ水(9.9~11.8)と判明。
知多工場は、同社の主力工場で、自動車のエンジン部品などに使われる鋼材を生産している。
鉄鋼スラグなどは産廃処理するまで野積みになっているところが多く、恒常的に汚染していた可能性もある。
 

[ 2012年8月22日 ]
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