アイコン 急速に認知(痴呆)症患者増加中305万人 予防策 

厚労省は24日、2012年の認知症高齢者が推計で305万人に上ると発表した。65歳以上人口の約10%を占める。従来の予想を上回るペースの増加で、20年には400万人を超える見通し。

厚労省によると、03年時点での予想は10年で208万人、15年で250万人、20年で289万人だった。
しかし、10年9月の要介護認定に関するデータを基に推計し直した結果、10年ですでに280万人と予想の1.35倍となっていたことが判明。15年で345万人、20年で410万人、25年で470万人に達するという。

筆者は過去、認知(痴呆)症となった母を持ったが、介護が並大抵ではない。途中、脳血栓を患い緊急入院させたが、ある程度安定してきたら、看護士らに暴言を吐き続け、病院を追い出されてしまった。寝たきりになって帰ってきた70代後半の母を介護。家内も疲れ果て、手に負えなくなり、その後はケアセンターを転々としてもらった。見舞いには行っていたが、寝たきりだったことから、認知症の症状も進み、娘・息子の判断も付かなくなり、心臓も弱くなり亡くなった。

親戚にアルツハイマー病(認知症の一種)になった叔父さんもいたが、顔・形まで変わっていた。

こうした認知症が病気ならば、何らか治療薬があるはずであるが、上記のような増加率を見れば、有効な処方箋はまだまったくないようだ。

ハーバード大のジョン.J.レイティ医学博士は、対策として、脳を活性化し続けるために、習慣的な運動に効果があると述べている。
高齢者のゴルフも対策としては有効であろうが、急ぎ足の「歩き」や軽い「ジョギング」、読書などの併用も脳を活性化し続けるのに有効と思われる。

若くして認知症になる人もおり、急変する時代背景や取り巻く環境、ストレスに脳が窒息してしまい、こうした病にかかっている人も多くなってるようだ。

 

[ 2012年8月24日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
スポンサード リンク

コメント

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   

↑トップページへ

サイト内検索