アイコン 日機装/東海大地震を想定、牧之原市の静岡工場を金沢市に移転

同社は、想定されている東海大地震が発生した場合、静岡製作所の工場生産整備はともかく、社会インフラの寸断・サプライチェーンの寸断等が想定されることから、同社の金沢製作所内の遊休地に、工場を新設して、静岡製作所の生産業務を移転すると発表した。
移転に伴う総事業費は約35億円。


<スケジュール>
2013年2月:金沢製作所新工場着工
2014年3月:新工場完成
2014年4月:静岡製作所の生産機能を順次移転(移転完了予定2015 年3 月)

 静岡製作所(静岡県牧之原市静谷498-1) 生産業務内容:(メディカル)人工透析装置、血糖管理装置(人工膵臓)など、(航空宇宙)航空機用逆噴射装置用部品(カスケードなど)など、従業員550名

金沢製作所(石川県金沢市北陽台3-1)、生産業務内容:中空糸型透析機、人工腎臓透析用剤製造、従業員330名。

金沢市は不況が吹き荒れており、雇用対策に朗報であろうが、牧之原市では雇用問題が発生する。

同社では今後、静岡製作所は、製品の生産に直接かかわる部署は金沢に移管し、透析装置の補修センター・研修センターとしての機能や、また、他本部での有効利用も含め技術・開発の中核拠点としての機能を強化していくとしている。

[ 2012年9月 4日 ]
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