アイコン 社員に嫌われたLIXIL経営陣 なんと倍応募 希望退職者募集

LIXILグループは、平成24年7月9日に公表した子会社である()LIXILの希望退職者募集について、募集人員がほぼ確定したと発表した。

1.募集結果 : 現時点での応募人数1,884名
2.業績への影響
割増退職金や再就職支援費用等の特別損失の計上が見込まれるが、現時点では未確定
のため判明次第発表する。
なお、当初の募集人員を大きく上回る募集結果となったが、子会社24社を含む応募人員数であり、正社員総数に対しては約8%の割合であり、営業・生産活動への大きな影響はない。
 
(参考)
<希望退職者募集の概要>
(1)対象者  平成24年10月25日時点において、()LIXIL及び同社関連の一部の子会社に在籍する満40歳~59歳かつ勤続5年以上の正社員(定年までの残期間が6ヶ月に満たない者を除く)※一部の子会社は満45歳以上とする
(2)募集人員:900名程度
(3)募集期間:平成24年8月20日から平成24年8月31日まで
(4)退職日 :平成24年10月25日を原則とする
(5)優遇措置:通常の退職金に割増退職金を上乗せすることに加え、希望者には再就職のための支援を実施する。
 
LIXILグループの経営陣特に旧トステム出身の会長さんは、社員さんたちになんと嫌われてしまったことか。ベイスターズの件では、購入を検討するなど威勢が良かったが、市場分析を見誤っていたようだ。今回は嫌われたが、倍の応募を、低コストの派遣社員や期間工・臨時工、請負専業者に切り替えられると内心喜んでいるのかもしれない。
 
小泉・竹中が導入したハゲタカ経済、財界は喜んだが、安給料の派遣社員を増加させ、結婚もできない所得者を急増させ、独身世帯が大増加。税収不足で財政赤字拡大、内需不振デフレ・景気後退・長期低迷。LIXILグループさんの事業分野である住宅産業も長期低迷と、しっぺ返しを受けている。これが世の常、100年の計奢れる者久しからずである。社員さんをお大事に。
 
LIXILグループの業績推移と今期予想 (9月4日時点)
連結/百万円
2010年3月期
2011年3月期
2012年3月期
13/3期予想
売上高
982,606
1,214,939
1,291,396
1,470,000
営業利益
25,983
40,409
17,915
50,000
経常利益
27,857
39,160
16,125
50,000
当期利益
-5,331
15,779
1,868
29,000
総資産
1,033,503
1,166,834
1,481,063
 
自己資本
513,939
526,973
528,414
 
資本金
68,121
68,121
68,121
 
有利子負債
218,614
228,671
393,864
 
自己資本率
49.70%
45.20%
35.70%
 
 
[ 2012年9月 5日 ]
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