ダイハツ九州/久留米エンジン工場増設 10万基生産能力アップへ
ダイハツの子会社であるダイハツ九州は、エンジン工場である久留米工場の生産能力を2013年5月に増強する。
久留米工場は2008年8月操業開始以来、大分(中津市臨海部)工場に、軽自動車用エンジンを供給しているが、大分工場の車両生産拡大に伴い、エンジン生産能力が不足し高負荷操業が続いており、供給不足分のエンジンは、現在、ダイハツ滋賀工場から供給している。
今回の生産能力増強により、操業の適正化、および、エンジン供給の効率化を図る。
同社では、工場コンセプトである「シンプル・スリム・コンパクト」を推進し、軽自動車に最適なエンジンの供給を続け、大分工場とともに、「世界一のスモールカーメーカー」の実現を目指すとしている。
【久留米工場の概要】
所在地:福岡県久留米市田主丸町吉本1番地
操業開始:2008年8月
従業員 :3,000名
用地面積:約17.4万m2
生産品目:軽自動車エンジン、CVT部品
生産能力:エンジン21万6千基
<増 設>
建屋面積:1.8万㎡ ⇒ 2.7万㎡
生産能力:現行エンジン21万6千基 ⇒ 増設後32万4千基(10万8千基増)
増設による投資額:約70億円。
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