アイコン 何でもかんでも盗撮で逮捕していいのか チアの太もも撮影

神奈川県警相模原南署は9日神奈川県立高校の文化祭でチアダンス中の女子高校生を デジタルカメラで撮影したとして、川崎市役所職員とみずほ信託銀行員の2名を、県迷惑行為防止条例違反(卑わいな言動)と建造物侵入の現行犯で逮捕した。 同署によると、2人は“盗撮仲間”という。

逮捕容疑は9日午後0時25分ごろ、相模原市南区の県立高校で開催されていた文化祭で、ステージでチアダンスをしていた27人の女子高生をデジタルカメラで撮影した上、そのうちの1人の太ももなどをアップで撮影したとしている。

舞台袖にいた顧問の教師が不審な動きをしている2人に気づき、職員室で事情を聴き、教師らで撮影された映像を確認した上で、同署に通報して逮捕された。

今の世、何でもかんでも取り締まり逮捕しているが、県迷惑行為防止条例違反(卑わいな言動)は、どこからが卑わいでどこまでが卑わいでないのか。TVで女性の下半身や下半身の一部を大写しにするのは卑わいな言動ではないのか。

国民みんなが警察と化かし、警察も何でもかんでも逮捕する相互監視国家となってしまっている。
こうして撮影した画像を販売したり、大衆=ネットに顔付きでアップでもすれば、それは犯罪行為と看做されるかもしれないが、そうでない場合は・・・。また、行き過ぎと思われる撮影手法も如何なものかと思われるが・・・。
ならば、女子高生に露出度の高いユニフォームを着せる先生方も卑わいではないのか、女子高校生自身も卑わいではないのか。そもそも卑猥という言葉は抽象過ぎ限界などない。美的感覚など個によってそれぞれ異なるもの。卑猥な見方をすれば、オリンピックなど卑猥の極みとなってしまう。皆、いやらしいと言う言葉で片付けようが、それと同じく抽象的な言葉だ。

露出度の高いユニフォームを着たチアガールのダンスは健康的で美しいとだけ言えるのであろうか。北野武がコマネチをやるのは卑猥ではないのか。
価値観だけで処罰すればそれは異常となる。水着にしても同じことが言えるのでは・・・。

極論すれば、イスラム原理主義のように、女性は顔さえも晒してはならないことになる。

こうした逮捕がエスカレートすれば「卑わいな目付きをした」として、その目付きをスマホで撮影され、警察に通報され、逮捕される時期がくるかもしれない。

「卑わいな言動」条例もどこかの自治体が、こうした条例を作り、何の考えもなしに拡大解釈され伝染病のように全国で条例化されたが、作っている議員らは、みんな飲屋でキャパクラで卑猥なことばかりしているのが現実だ。それも公費で。

何か国民が国民による監視国家を作り上げているようでならず記載した。

[ 2012年9月10日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
スポンサード リンク

コメント

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   

↑トップページへ

サイト内検索