アイコン 三井ハイテック/1月期第2四半期 今期は黒字浮上へ 電機部品好調

同社は第2四半期について、省資源・省エネルギーに貢献する製品・部品の供給拡大及び自動車関連市場の増産対応に取り組むとともに、全グループを挙げて生産性向上に取り組んだとしている。

<金型>
金型事業は、超精密加工技術の追求により、省資源・省エネ化などをはじめとした顧客ニーズに対応した。また、新興国を中心にグローバルな新規顧客の開拓を継続したが、需要先の設備投資抑制などにより、売上高は32億54百万円(前年同期比▲6.0%減)、営業利益は3億12百万円(前年同期比▲37.3%減)となった。
 
<電子部品>
電子部品事業は、国内生産拠点では環境対応製品などの新製品の受注確保に、海外生産拠点では現地生産強化に取り組んだ。一方で、顧客ニーズに対応することで低価格品の構成比率が高くなり、売上高は157億14百万円(前年同期比▲4.8%減)となったが、各生産拠点での生産効率向上や材料歩留り向上などの原価低減活動により、営業利益は3億97百万円(前年同期営業損失▲57百万円)となった。
 
<電機部品>
電機部品事業は、昨年の東日本大震災の影響で落ち込んでいた自動車業界の増産要求対応と生産性向上に取り組んだ。その結果、売上高は102億5千4百万円(前年同期比59.8%増)、営業利益は11億60百万円(前年同期比126.1%増)となった。
 
 同社は、好調な電機部品事業が全体を引っ張っているようだ。
三井ハイテック 業績推移
連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
12年1月期第2四半期
25,357
98
68
-246
13年1月期第2四半期
28,207
1,099
1,335
806
前年同期比
111.2%
1121.4%
1963.2%
 
13年1月期予想
57,000
1,600
1,800
1,800
12年1月期実績
50,817
44
85
-1,573
11年1月期実績
50,069
-681
-942
-2,757
10年1月期実績
37,924
-4,285
-4,032
-4,966
13期予想/12期比
112.2%
3636.4%
2117.6%
 
 
[ 2012年9月12日 ]
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