アイコン これでも儒教の国か 何かをなくした韓国 高齢者の自殺率の異常

韓国の自殺の実態は衝撃的だ。
特に65歳以上の高齢者自殺率は10万人当たり81.9人で全体平均の2.4倍。日本の17.9人、米国の14.5人の4~5倍の水準と群を抜いている。
2010年の全自殺者の4人に1人以上に当たる28.1%の4,378人が高齢者。また、女性の自殺者は19.7人でOECD平均(5.1人)の約4倍に達している。

韓国の反日デモ

2010年の1年間に自ら人生を放棄した人は1万5,566人で、1日平均42.6人。

韓国の自殺率は10万人当たり33.5人、経済協力開発機構(OECD)加盟国の中で最も高い。OECD平均の12.8人の2.6倍もなる。このような統計は韓国で自殺がすでに個人の問題を超え、政治の貧困による主要な社会病理現象になったことを意味する

韓国は、アジア通貨危機により、韓国財政が破綻、一時財政はIMFの管理下に置かれた。その結果、一部の財閥系のみが巨大化、輸出大国として韓国財政は復活した、一方、内政は、財政健全化のための企業利益追求型に変貌してハゲタカ国と化かし、低賃金の派遣社員が今では就労者の55%を占めるに至っている。(韓国の派遣労働研究者キム・ユソン教授)その結果が今の現状だ。
(こうしたことは、デフレ経済で先の見えない日本にもいえることである。)

確かに経済の発展とともに1人当たりのGNI(国民総所得)は、2000年の1万1292ドル(現在のレートで約88万4千円)から、10年には2万562ドル(約160万9千円)へと1.8倍に増加した。しかしながら、貧富の格差が拡大する中で、その数値をそのまま受け取ることはできない。
この間、貧富の格差は拡大し続けており、また、輸出中心国と化かしているため、その就労者数は、経済規模拡大に比して伸びていない。その労働力は、中国で調達されており、例えば韓国経済を牽引しているはずのサムスンや現代自動車の多くの大規模工場は中国にある。以前から輸出産業は、既に韓国の労働コストでは世界では戦えないことを物語っているのかもしれない。

またウォン安の経済政策は、輸出企業にとっては国際的な価格競争力をもたらす反面、国民にとっては、穀物や一般消費材の輸入品がそれだけ高くなることを意味し、国民生活を苦しめる原因ともなる。例えばガソリン価格だ。日本と殆ど変わらないか高い場合がある。

OECDが今年2月に発表した韓国の国民幸福指数も、加盟国32カ国のうち31位とほぼ最下位。
この半世紀の間、息切れするほど目まぐるしい経済成長を続けた末、韓国製品やK-POPが世界を席巻し、国の信用格付けが日本よりも高くなり、オリンピックの金メダルの数も5位となったが、国民の幸福度と生活の質が改善されたという感覚はまったく持てない。

 利益だけしか追求しない企業(企業の宿命)=経済歪を修正、是正することこそ政治の役割なのだが、韓国は政治の中枢が汚職にまみれ、国民のことは放ったらかし。当然、地方でも同じことだと思われ、汚職腐敗を根絶し、国民の真の経済利益と企業の利益のバランスを取りながら政治を司る為政者が次期大統領には望まれる。

 今、韓国の働き盛りの若者たちが、経済状態が韓国より決してよくない日本へ大挙して押し寄せてきているのは何故だろうか。

儒教の国として、親を大事にする国 韓国と思っていたが、こうした高齢者の自殺率を見ると大きな誤解があったようだ。

 国家運営の最高目標は、国民の生活を人間らしく豊かにするという点にある。韓国では経済や国力が格段に向上したにもかかわらず、国民の幸福度が最下位レベルで低迷し、自殺率が世界最高なのは、何が足りないためなのか、社会全体で討論すべき時期が来ている。

大統領がその政策を誤り、反日を煽って政局を有利に進めても、韓国民の生活には、少しも明るさが現れないどころか、問題を先送りして、問題を大きくしているだけだ。

(韓国の新聞社数社の記事を元に記事を作成した。そのため各数値は当該の新聞社の記事による)

[ 2012年9月12日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
スポンサード リンク

コメント

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   

↑トップページへ

サイト内検索