アイコン 都城大丸跡地 ハートシティ都城が10億円超投資して再開発へ/都城市

都城大丸跡地都城市の一等地にあった都城大丸は、経営母体の大浦(株)と関連の(株)大丸友の会の2社が平成23年1月負債額約46億円を抱え、民事再生法の適用申請をしたが、再建支援するスポンサーが見つからず、裁判所が本年2月、破産手続きの開始決定をなした。

これを受け、地元の商工会議所の会員企業などが、跡地を買い取って町の再開発に乗り出す受皿会社「ハートシティ都城」を9月設立した。

社長に就任した都城商工会議所の岡崎誠会頭が18日、都城市議会の全員協議会で事業内容を説明した。

その再開発計画案では、跡地を3ゾーンに分け、新館(2階建、センターモール)は商業施設としてそのまま再活用、本館は取り壊してバスターミナルと2階建ての農産物の物産館および75台収容の駐車場に利用する。

そのほかの建物も取り壊し、賃貸マンションを建設する計画となっている。なお、商業施設部分のセンターモールには、地元の百貨店やスーパーと入居交渉を進めている。センターモールの改修工事は年明けから行う予定。

ハートシティ都城は、資本金1500万円、同商議所の会員企業9社と個人会員1人が計3千万円を出資、半分を資本準備金とした。今後、3億円を目標に出資を募り、事業資金とする。

受皿会社は、事業費の総額を10億円~15億円と見積もっており、今後、1株100万円で出資者を募るとともに、破産管財人などとの跡地の買収交渉に乗り出す。

[ 2012年9月19日 ]
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