追報：（株）吉中商事／民事再生申請 北九州市響町にもヤード
（株）吉中商事（千葉県柏市東上町２－２８、代表：中村守男）は９月２１日、申請処理を木村和俊弁護士（電話０３－３２１４－２５１１）ほかに一任して、東京地方裁判所へ民事再生法の適用申請を行った。監督員には、高松薫弁護士（電話０３－３５９５－７０７０）が選任されている。
負債額は約１００億円。
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［営業本部]
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営業本部
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千葉県柏市東上町2番28号 TEL 04-7165-1800
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自動車本部
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千葉県柏市東上町2番28号 TEL 04-7165-1800
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［国内事業所］
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東北支店
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宮城県塩竈市貞山通1-11-5 TEL 022-365-0201
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小名浜支店
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埠頭地区災害復旧工事が行われる為小名浜支店（ヤード）を閉鎖中
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市原支店
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千葉県市原市八幡海岸通2066‐3 TEL 0436-40-3894
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千葉西営業所
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千葉県船橋市豊富町637 TEL 047-407-6800
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名古屋支店
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愛知県弥富市楠2-75 TEL 0567-66-3260
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大阪支店
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大阪府泉大津市なぎさ町6-1 TEL 0725-20-0134
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九州支店
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福岡県北九州市若松区響町1-102-4 TEL 093-752-6035
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同社は、平成６年１０月に設立された金属スクラップ卸業者。金属スクラップの卸売のほか産業廃棄物処理、自動車解体事業も併業して、日本各地に事業所やヤードを構えている。
同社は日本で調達した金属スクラップを解体して、主に中国向けに輸出、リーマン・ショック前の平成２０年３月期には２７４億円の売上高を計上していた。
しかし、リーマン・ショック以降は、世界的な経済不況により輸出が鈍化、福島原発水素爆発にゆり、放射能検査を義務付けられるなど、コストアップや輸出が減少、更に欧州経済の低迷から、中国経済の成長も大きく急ブレーキがかかり、在庫の山となり価格暴落、同社は売上高を平成２３年期には約９０億円の売上高に落とし、相場下落で約５０億円の赤字を計上するに至っていた。
その後も輸出も相場も回復するどころか、欧州経済の更なる悪化で、中国の鉄鋼業界は鉄鉱石の引き取り制限まで行っている始末であり、同社は耐えられず、今回の事態に至った。
同社の民事再生は、中国経済が、欧州経済の低迷に加え、自国経済も保八を割り込み７．５％まで落ち込む予想のなかで、反日経済制裁を明確に打ち出しており、そうした策動は世界経済を更に悪化させるものであり、反日経済制裁が長引けば厳しいと思われる。
金属スクラップ会社の大手の多くは、中国相場頼りの博打企業と化かしていた。
[ 2012年9月24日 ]
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