アイコン 北九州北橋市長 福岡警察に苦言 飲食店関係者4人の傷害事件受け

北橋健治市長は「犯人検挙こそ、最大の暴追運動だ」と県警に苦言を呈した。
北九州市では、飲食店関係者を狙った4件目の殺人未遂事件が起き、市民は、治安を脅かす事件と解決できない捜査に対し、憤りやいら立ちを募らせている。

市内では10月に観光客などが集う大型イベントが4件開催予定。歯止めがかからないイメージダウンにもつながる。

市民は、なぜ警察は犯人を捕まえられないのか。安心して酒に酔える街にしてほしい。飲食店従業員は、こんな事件が続くと、お客が減るばかりだと嘆く。
 
一方、雑居ビルオーナーは「(暴力団員の入店を禁じる)標章を外すテナントが増えてきたが、絶対外さないという店もある。そんな店を警察はしっかり守ってほしい」と注文した。
 北九州市内では10月、日本青年会議所の全国大会、50万人の集客を見込むB級グルメの祭典「B-1グランプリ」など市制50周年関連のイベントが控える。
市では今後、飲食店繁華街で防犯カメラを設置していく方針を明らかにしている。

警察は取り締まり強化といっても、現実、取締りの巡回を多くすることぐらいで限界がある。建設関係者などがこれまでに何度ともなく死傷事件や発砲事件などが発生しているが、検挙は極限られたものでしかない。また、福岡県は全域に指定暴力団が存在し、5年以上前から抗争事件=殺傷事件を繰り返している2つの団体も抱えている。
先般、当HPで掲載した福岡市の指名停止状況でも警察から通報を受けた暴力団との付き合い企業とされる指名停止企業が3分の2以上を占めている。

北九州の暴力沙汰事件は、同和や生活環境・貧困・教育など底辺から長期にわたる取り組みなくしてはなかなか減少は難しくなっている。逆にエスカレートしているようにも見える。
決して許されるものではないが、被害対象も拡大、市民生活にも影響が出てきているが、現実は警察に頼るしかない。
北橋市長としても、暴排に市長として積極的に市民とともに取り組んではいるものの、その効果が目に見えるどころか、逆に事件が多発していることに、福岡県警に対して苦言の一つや二つは言いたかったのであろう。
http://www.police.pref.fukuoka.jp/fukuoka/sawara-ps/syuryuudannityuui.html

[ 2012年9月27日 ]
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