アイコン 長崎純心大学 石井望准教授が反論/「尖閣、明代は無主地」 中国歴史書をもとに

長崎純心大学准教授の石井望氏は30日、中国が領有権を主張する沖縄県・尖閣諸島 の歴史について佐賀市で講演。石井氏は清の初期の領土は、中国大陸に近い現在の台湾・馬祖島までだったと指摘。尖閣諸島は明代から領土だったとする中国の 主張に対し「持ち主のいない無主地だったことは明確」と漢文史料を基づき反論した。

石井氏は、清の琉球使節が往路を詠んだ詩集にある「東沙山 (馬祖島)を過ぐればこれ〓山(びんざん)(福建省の陸地)の尽くるところなり」という一首から、清の領土が馬祖島までだったと説明。明代に皇帝に提出さ れた上奏文にも、尖閣諸島の大正島が「琉球の境」と記されていると紹介した。

そのうえで「これまで日本側は『明の地理書には尖閣諸島は載っていない』と主張するだけだったが、これからは『地理書が示す明の領土はここまでだった』と訴えられる」と講演した。以上、参照:佐賀新聞

(琉球王国は、明時代にも盛んに中国と交易しており、尖閣諸島は、石垣島にも近く波風の避難島として必ず寄港しているはずである。琉球の歴史書により、その存在と所有は明らかにできるはずである。しかし、残念ながら沖縄本土決戦で、米軍より何もかも焼き尽くされてしまっている。あとは琉球を支配していた島津家の蔵にそうした記録があるかもしれない)

石垣市の魚釣島・久場島・大正島などからなる尖閣諸島は、日本固有の領土である。中国共産党一党独裁政権は、人民を洗脳し、国内不況や官僚不正、土地収奪、貧富差拡大による人民の不満のハケ口を尖閣反日に誘導・日本の施設を破壊させ、爆発させた。
しかし、独裁政権は抜いた刀を鞘に納めることもできずにいる。

中国独裁政権は、今回の暴動で、人民の不満のガス抜きは一定計れただろうが、根本問題は何一つ解決されないどころか、これ以上、日本からの輸出や輸入に支障をきたせるならば、欧州経済の沈没の影響に輪をかけて、更に国内経済は落ち込むことになる。 

そうなれば、反日のエネルギーは、内政に向けられ人民の不満も爆発寸前の状況に至り、独裁政権はどっかと戦争でもしない限り成す術もなくなってくる。(戦争の発端は以外に短絡的なところから始まる)

先般中国で失脚した薄の人気は、そうした人民不満を糾合した政策を重慶地区で執行し、一大勢力を築き上げてきたことによるが、国家権力を牛耳る胡錦濤らの目障りになり、排斥された事件であった。

中国共産党一党独裁政権は、これまでの白黒猫により生じた様々な問題に対処するため、歴史的転換期に来ていることを再認識すべきであり、そうなれば反日どころではないはず。

さておき、長崎市長・県知事は教授の講義を受けてはいかがだろうか。

[ 2012年10月 4日 ]
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