＜9月の各県状況＞

 

1、福岡は、借家・アパート・賃貸マンションの着工が、前年同月比70.2％と大幅増となった。

戸建（注文住宅）も同13.3％増の878戸と健闘、戸建分譲も57.1％の大幅増の297戸となっている。

ただ、分譲マンショは同▲37.4%大幅減の414戸にとどまった。分滋養マンションは9月までの累計期間でも▲13.2％減の3,324戸であった。

 

2、佐賀県は、分譲マンションの着工はなかったものの、戸建注文住宅は33.9％増の225戸、貸家は44.2％増の111戸となっている。

 

3、長崎県は、戸建注文住宅が前年同月比33.5％増の283戸と堅調であったが、貸家（アパート・賃貸マンション含）はマイナスに低迷、分譲マンションの着工もなく、全体でも九州勢が2桁増と検討しているなか3.2％増の488戸にとどまった。

 

4、熊本県は、政令指定都市になったことからか5月まで大幅増で経過していたが、ここ3ヶ月その反動からか低迷していた。しかし、9月は一転して前年同月比34.2％増の946戸となった。

特に賃貸マンション371戸と分譲マンション108戸は、前年同月比で倍増しており、全体を牽引した。

 

5、大分県は、新産都市工業地帯がメガソーラー遅滞に変貌をしようとしているが、観光にはよいが、雇用もなく経済浮揚には効果薄。同権は一進一退を繰り返しているが、9月は前年同月比40.8％の大幅増の763戸となった。特に分譲マンションが247.8％増の240戸と大きく伸びている。しかし、分譲マンションの前年の１～９月までの累計着工数は423戸、本年の同累計は934戸と大分駅が全面改装されているものの過熱感が生じているものと思われる。

 

6、宮崎県は、全体で前年同月比18.6％増の556戸であった。戸建注文住宅が25.9％増の282戸、貸家（賃貸マンション・アパート・借家）が46.1％増の244戸と全体を牽引した。分譲マンションの新規着工はここ3ヶ月ない。

 

7、鹿児島県は、全体では前年同月比44.7％の大幅増の896戸であった。貸家（賃貸マンション・アパート・借家）が8月33.7％増の417戸、9月が63.0％増の344戸と2ヶ月連続して大きく伸びている。1月から9月までの累計でも前年が2279戸に対して本年は2926戸と28.3％増で推移している。

 

8、沖縄は、29.3％増の1168戸、ここ3ヶ月大幅増となっている。9月までの前年比較でも前年が8918戸、本年が9345戸と4.7％増となっている。9月良かったのは注文住宅で24.9％増の321戸、また貸家（賃貸マンション・アパート・借家）も31.0％増の786戸と高水準となっている。

 

なお、県別・月別着工数の詳細はトップページの右コーナーに常時掲載している。