家電量販店「上新電機」/中間期 通期では4%台の落ち込みまで回復予想
大 阪にありまだ生き残り元気な家電量販店の同社は中間期について、当家電販売業界は、家電エコポイント制度やアナログ停波に伴う特需の反動により、薄型テレ ビ、ブルーレイディスクレコーダーを中心とした映像関連商品が大幅な減少となった。こうした中、LED照明等の節電関連商品やスマートフォンは好調に推移 したが、映像関連商品の減少をカバーするまでには至らず、業界全体の市場規模が縮小する大変厳しい商環境である。加えて、相次ぐ競合店の出店ならびに価 格・サービスによる企業間の過当競争がますます激しくなっており、より一層厳しい経営環境下にあった。
このような厳しい状況の中、当グループでは、『仕事の精度と回転率をあげ すべての生産性を高めよう!』をスローガンに、
1、営業力強化による差別化の推進
2、安定した財務体質の構築
3、店舗オペレーションの簡素化
4、社会的責任のある企業活動の推進と継続
5、環境変化への柔軟な対応
等の諸施策に総力を挙げて取り組んでいる。
店舗展開については、有田川店(和歌山県)をはじめ5店舗の出店により、当第2四半期末の店舗数は203店舗となったとしている。
通期予想については、「人の力」・「商品の力」・「会社の力」・「時の力」という四つの力を強化することで達成するそうだ。
ベスト電器も早く利益を安定的に出せる量販店になってもらいたいものだ。
連結/百万円
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売上高
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営業利益
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経常利益
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当期利益
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12年3月期第2四半期
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210,766
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7,134
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7,087
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3,893
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13年3月期第2四半期
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176,254
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3,743
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3,741
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2,389
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前年同期比
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83.6%
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52.5%
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52.8%
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61.4%
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13年3月期予想
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390,000
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8,900
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8,700
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4,700
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12年3月期実績
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410,174
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12,239
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12,111
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6,245
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11年3月期実績
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435,237
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12,011
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11,978
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6,152
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10年3月期実績
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385,607
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8,959
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8,810
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4,687
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13年期予想/12年期比
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95.1%
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72.7%
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71.8%
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75.3%
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[ 2012年11月10日 ]
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