アイコン TOTO/中間期 増収増益 リーマン前へ回復途上

同社のこれまでの再考売上高はリーマン・ショック前の平成19年3月期に達成した5122億円、当期利益が135億円であった。日本も含め世界がハゲタカ紙 切れバブルで沸いていたことから、再開発や建築が旺盛であったことによる。今や、世界中不況だらけ、中国までも欧州に足を取られ低迷、その腹いせに反日一 色となっている。

そうした中でも同社は、中国人のお尻も綺麗にお掃除してくれる製品を投入し続け、好調に推移している。まさかトイレで同社製品を反日とばかりに壊したりはしないだろう。 一般消費者向けに販売しているものでもなく、中国市場の影響は、不動産業界の不況以外影響は殆どないと思われるが、同社の中国市場における売上高は増収を辿っている。
 
同社は、欧州人のお尻を綺麗にしようとも、不況で建築需要が大幅に鈍化しており、その影響も受けている。ただ、売上規模が小さく、影響度は小さい。
日本の建築需要は底から少しは脱出しており、中国に加え、アメリカの経済指数も少しだけ良好なのは救いだ。
 
Ⅰ、国内住設:売上高が1,848億59百万円(前年同四半期比3.3%増)、営業利益が63億79百万円(前年同四半期比16.5%増)
 
Ⅱ、海外住設:売上高が425億55百万円(前年同四半期比5.2%増)、営業利益が34億38百万円(前年同四半期比2.7%増)。
<海外内訳>
1、米州:売上高が83億16百万円(前年同四半期比6.5%増)、営業利益が18百万円(前年同四半期は営業損失▲1億64百万円)。
2、中国:売上高が222億39百万円(前年同四半期比9.3%増)、営業利益が34億30百万円(前年同四半期比▲0.4%減)。
・・・同社は中国へ平成6年に本格工場進出しており、現在では6工場を有している。現在は、中国内でも売上が開花している状況である。中国でも新築建物はTOTOのウオシュレットが高級品建物の証として持て囃されている。
3、アジア・豪州:売上高が107億93百万円(前年同四半期比▲2.1%減)、営業利益が3億5百万円(前年同四半期比▲37.2%減)。
4、欧州:売上高が12億6百万円(前年同四半期比▲4.8%減)、営業損失が▲3億15百万円(前年同四半期は営業損失▲4億15百万円)。
5、新領域:売上高が69億34百万円(前年同四半期比▲7.7%減)、営業損失が▲20億90百万円(前年同四半期は営業損失▲13億34百万円)となっている。
 
連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
12年3月期第2四半期
211,911
6,111
6,263
3,096
13年3月期第2四半期
220,083
6,356
6,825
4,120
前年同期比
103.9%
104.0%
109.0%
133.1%
13年3月期予想
471,000
21,000
22,000
13,000
12年3月期実績
452,686
18,779
19,536
9,270
11年3月期実績
433,557
14,014
13,855
5,115
10年3月期実績
421,929
6,589
7,339
878
13期予想/12期比
104.0%
111.8%
112.6%
140.2%
 
[ 2012年11月 1日 ]
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