アイコン 箕面温泉スパーガーデンの大阪観光(株)/民事再生申請

複合レジャー宿泊施設の大阪観光(株)(大阪府箕面市温泉町1-1、代表:岸本浩)は10月31日、申請処理を服部正弘弁護士(電話06-6361-0571)ら一任して、大阪地方裁判所へ民事再生法の適用申請をした。

 負債額は約36億円。

同社は昭和26年5月に設立され、大阪北部の「箕面観光ホテル」を核としたホテル、結婚式場、宴会場、展望大浴場、天然温泉大浴場、ボーリング場、イベントホール、スケート場、テニスコートなどを約25万平方メートルの広大な敷地に備えた複合レジャー施設「箕面温泉スパーガーデン」を運営している会社。

 リゾートブームが起こったバブル当時は30億円以上の年商を計上していたが、その後は、スーパー銭湯などが乱立し、平成23年5月の売上高は16億円台の売上高まで減少していた。その間、スケート場やテニスコートを閉鎖、人員削減など行ってきたものの、施設投資のための借入金の負担が重たく経営を圧迫、昨年3月の東日本大震災の影響から、集客も更に減少し、資金繰りに窮し今回の民事再生の申請となった。

 民事再生であるため、当施設は平常どおり営業している。

[ 2012年11月 2日 ]
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