システムキッチンのタカラスタンダード/中間期 増収増益
同社は第2四半期について、東日本大震災の復興政策の牽引等もあり、景気は緩やかな回復基調をたどってきたが、長期化する円高の影響に加え、世界経済の減速感の高まりにより、足元景気の先行きは不透明な状況で推移している。
住 宅市場においては、新設住宅着工戸数は、プラス基調が続いていた分譲住宅においても失速感が見られ始め、持家、貸家を含めた総計でも6月以降3ヶ月連続で 前年同月を下回り、またリフォーム需要についても回復の兆しが見え始めているものの、まだ力強さには欠ける状況である。
このような状況の下、新築需要・リフォーム需要の獲得による売上確保を図るべく、積極的な商品展開、営業展開を推進してきた。
商品面では独自のホーロー技術を活かした「高品位ホーロー」製品を中心に各機種の仕様強化・ラインナップ強化による充実を図り、営業面では全国167ヶ所のショールームを軸に、より多くのお客様に幅広い提案を行うため代理店・販売店との合同展示会やリフォーム相談会等を実施した。
この結果、当中間期における業績は、売上高796億77百万円(前年同四半期比6.7%増)、営業利益68億28百万円(同9.7%増)、経常利益70億4百万円(同9.6%増)、四半期純利益41億32百万円(同18.8%増)となったとしている。
同社はシステムキッチン業界では第2位であるが、分譲マンションについては圧倒的な強さを有している。
連結/百万円 |
売上高 |
営業利益 |
経常利益 |
当期利益 |
12年3月期第2四半期 |
74,691 |
6,227 |
6,387 |
3,479 |
13年3月期第2四半期 |
79,677 |
6,828 |
7,004 |
4,132 |
前年同期比 |
106.7% |
109.7% |
109.7% |
118.8% |
13年3月期予想 |
155,000 |
10,400 |
10,500 |
6,000 |
12年3月期実績 |
147,156 |
8,923 |
9,043 |
4,360 |
11年3月期実績 |
125,570 |
4,939 |
5,051 |
2,561 |
10年3月期実績 |
125,010 |
2,940 |
3,041 |
1,626 |
13期予想/12期比 |
105.3% |
116.6% |
116.1% |
137.6% |
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