アイコン コムシティ(北九州・黒崎)/飲食店など16店で来春4月再オープンへ

北九州市が公費を投入して営業再開に向けた準備を進めているJR黒崎駅前の複合施設「コムシティ」の商業フロアは、飲食店などあわせて16の店舗が入居し来年4月にオープンする見通しになった。

北九州市八幡西区のJR黒崎駅前にあるコムシティをめぐっては、経営不振から9年も続く閉鎖状態を解消しようと、北九州市が施設を3億円で買い取り、貸付金など29億円の債権も放棄したうえで、来年春の営業再開を目指して整備を進めている。

北九州市はコムシティの再生に向けて、八幡西区役所や急患センターなど主に公共施設を入居させる計画ですが、一部は商業フロアとして西鉄(建物の一角をホテル経営)に運営を任せることにしている。

この商業フロアには、飲食店、ドラッグストア、学習塾、それに美容室など16店舗が入居し、テナントはすべて埋まる見通し。

また、北九州市では商業フロアの年間の利用者をおよそ140万人、売り上げを約12億円と見込んでいるほか、店舗の従業員などで約200人の雇用創出が見込まれている。

西鉄が傘下のインキューブなど、若い人に集客力がある店舗を入居させなければ、また同じ運命を辿る懸念がある。ただ、商業施設部分の建物価値が、北九州市により安価に購入されていることから、ランニングコストは安く、また、委託され運営するのも西鉄であり、前回のように倒産するということはない。

 

[ 2012年11月 7日 ]
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