アイコン 五洋建設/9月中間期 受注・受注残付

同社は中間期について、建設業界は、復興需要から公共投資は増加し堅調に推移しており、住宅投資についても回復基調にある。一方、民間設備投資は、先行きへ の慎重な見方から動きが鈍化しており、加えて受注競争の激化、資材価格の高騰など、依然として厳しい経営環境が続いている。

部門別には、
1、国内土木事業は、売上高は563億円(前年同四半期比7.6%増)となり、事業部門営業利益は29億円(前年同四半期比65.2%増)となった。
当社個別の受注高は、民間工事は▲99億円減少したものの、官庁工事の受注が203億円増加したため、103億円増加し、629億円となった。
 
2、国内建築事業は、売上高は560億円(前年同四半期比13.3%増)となり、事業部門営業損失は12 億円(前年同四半期は12 百万円の事業部門営業利益)となった。
当社個別の受注高、民間工事は89億円減少したものの、官庁工事の受注が26億円増加したため、63億円減少し、470 億円となった。
 
3、海外建設事業は、売上高は493億円(前年同四半期比30.2%増)となり、事業部門営業利益は14億円(前年同四半期比▲53.2%減)となった。
当社個別の受注高は、▲340億円減少し、202億円となった。
 
4、国内開発事業は、売上高は8億円(前年同四半期比▲57.3%減)となり、事業部門営業損失は▲4億円(前年同四半期は▲5億円の事業部門営業損失)となったとしている。
 
同社は、海外工事と民間工事が大幅に減っており、一過性の復興工事頼りとなっている。営業の立て直しが必要であろう。
 
2012年9月中間期における受注状況と受注残高
 
 平成24年3月期第2四半期
 平成25年3月期第2四半期
 
 
 
受注高/百万円
受注高/百万円
増減率
土木
官庁工事
27,539
47,849
73.7
民間工事
25,044
15,057
-39.9
合計
52,583
62,906
19.6
建築
官庁工事
6,962
9,590
37.7
民間工事
46,433
37,447
-19.4
合計
53,395
47,037
-11.9
官・民・海・別
官庁工事計
34,502
57,440
66.5
民間工事計
71,478
52,504
-26.5
国内中間期受注計
105,980
109,944
3.7
海外土木
31,115
8,284
-73.4
海外建築
23,209
11,996
-48.3
海外中間期海外受注計
54,324
20,280
-62.7
中間期受注合計
160,304
130,224
-18.2
製 品
 
 
 
その他
 
 
 
総 計
 
 
 
受注残高
国内土木
89,939
96,267
7.0
国内建築
114,583
89,973
-21.5
海外工事
178,875
133,015
-25.6
受注残高合計
383,397
319,255
-16.8
 
連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
12年3月期第2四半期
145,289
4,633
4,048
906
13年3月期第2四半期
166,139
2,443
2,030
295
前年同期比
114.4%
52.7%
50.1%
32.6%
13年3月期予想
347,000
8,500
6,600
1,700
12年3月期実績
328,004
8,982
7,448
1,622
11年3月期実績
302,256
9,782
7,431
2,163
10年3月期実績
324,781
10,799
7,733
1,746
13期今回予想/12期比
105.8%
94.6%
88.6%
104.8%
 
[ 2012年11月 9日 ]
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