日立金属と日立電線が合併/日立グループ再編の一環 売上高1兆円
日立製作所グループの日立金属と日立電線が、来年4月に合併する方針を固めたことが13日判明した。
日立金属は、電気自動車や産業機械のモーターに欠かせない強力なネオジム磁石の開発に強みを持ち、日立電線は、新興国で需要が高まる送電線や光ケーブルなどを生産している。しかし、海外展開で出遅れており、製品開発力や海外営業力を強化する。
日立グループは、デフレの日本市場から大きな海外市場へ軸足を移しており、既にイギリスでの列車の大量受注や原発会社購入など積極的に既に展開している。しかし、今後GEやシーメンスなど巨艦との競合が本格化することから、グループ内を強化し、結束力を強める。
(余談:日立は先般イギリスの原発建設エンジニアリング会社を買収したが、中国政府はイギリスが中国企業に売らせなかったとイチャモンを付けカンカンになっている。)
平成24年3月期
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連結/百万円
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日立金属
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日立電線
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合計
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売上高
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556,914
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432,540
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989,454
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営業利益
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44,867
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1,966
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経常利益
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44,288
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927
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当期利益
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17,886
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-22,758
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[ 2012年11月13日 ]
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