アイコン 【訃報】三菱自動車元社長の東條英機の次男・輝雄氏死去

東條輝雄東條英機元首相の次男で三菱自動車の元社長の東條輝雄(とうじょう・てるお)氏(98歳)が、9日に東京都内の自宅で死去したことがわかった。

死因は老衰、告別式は近親者で済ませたという。

氏は、旧日本海軍の戦闘機「零戦」や国産旅客機「YS―11」の設計に携わったことで有名。

ウィキペディア・東條輝雄

陸軍大将・第40代内閣総理大臣:東條英機の次男として東京府東京市にて出生。父から軍人よりも技術者になるよう勧められ、東京府立第六中学校、旧制福岡高等学校、東京帝国大学航空学科を経て三菱重工業に入社し、名古屋航空機製作所に勤務。ゼロ戦の設計チームに配属され、強度計算を担当した。

第2次世界大戦敗戦後の航空禁止で閑職となったが、日本航空機製造に出向してYS-11やC-1輸送機の設計に参加。三菱重工業副社長、1981年(昭和56年)から三菱自動車社長、同社会長、同社相談役等を歴任した。社長になった翌年に三菱・パジェロが発売されている。2003年(平成15年)に日本航空協会から航空亀齢賞を授与されている。


 

[ 2012年11月14日 ]
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