アイコン 10月の近畿圏マンション市場低調/不動産経済研究所

◎発売は7.6%減の2,109戸、在庫は2カ月ぶりに減少。
◎契約率は80.4%。狭小タイプ多く戸当たり価格はダウン。
マンション市況の特徴:狭小タイプ中心の市場、大阪市部ほぼ50%のシェア
(調査対象地域=大阪府、兵庫県、京都府、滋賀県、奈良県、和歌山県の2府4県)

1、 10月の発売は2,109戸、前年同月(2,283戸)比7.6%減、前月(1,981戸)比6.5%増。
2、 契約率80.4%、前年同月(74.1%)比6.3ポイントのアップ、前月(72.6%)比7.8ポイントのアップ。 
3、 1戸当り価格は3,002万円、1m2当り単価は50.1万円。前年同月比で戸当り価格は709万円(19.1%)のダウン、m2単価は2.0万円(3.8%)のダウン。
4、 販売在庫数は2,548戸、前月末比142戸の減少(’12年9月末2,690戸、’11年10月末3,017戸)。
5、 マンション市況の特徴  狭小タイプ中心の市場  大阪市部ほぼ50%のシェア☆近畿圏のマンション市場動向(2012年10月度) 
6、 10月の地域別発売戸数は大阪市部1,012戸(全体比48.0%)、大阪府下377戸(同17.9%)、神戸市部104戸(同4.9%)、兵庫県下201戸(同9.5%)、京都市部261戸(同12.4%)、京都府下10戸(同0.5%)、奈良県129戸(同6.1%)、滋賀県15戸(同0.7%)、和歌山県での発売はなかった。 

7、 1.新規発売戸数に対する契約戸数は1,695戸で、月間契約率は80.4%。前月の72.6%に比べて7.8ポイントのアップ、前年同月の74.1%に比べて6.3ポイントのアップとなっている。

8、 10月の地域別契約率は大阪市部77.6%、大阪府下74.0%、神戸市部80.8%、兵庫県下91.5%、京都市部94.6%、京都府下30.0%、奈良県78.3%、滋賀県80.0%。 1.10月の1戸当り平均価格、1m2当り単価は、3,002万円、50.1万円である。前年同月に比べ戸当たり価格は2カ月ぶりにダウン、m2単価も2カ月ぶりにダウン。2012年9月は3,486万円49.6万円であったので、前月比総額では484万円(13.9%)のダウン、m2単価は0.5万円(1.0%)アップ。2011年10月は3,711万円、52.1万円であったので、前年同月比総額では709万円(19.1%)のダウン、m2単価は2.0万円(3.8%)のダウン。

9、 10月の地域別平均価格、1m2当りの分譲単価は以下のとおり。
大阪市部2,635万円、53.4万円、大阪府下3,131万円、41.2万円、神戸市部2,463万円、59.8万円、兵庫県下3,651万円、47.9万円、京都市部3,761万円59.0万円、京都府下3,066万円、38.1万円、奈良県3,408万円、45.7万円、滋賀県、2,833万円、39.2万円。

10、10月末現在の継続販売在庫数は2,548戸で、2012年9月末現在の2,690戸に比べて142戸の減少。

11、2012年11月の発売戸数は2,300戸程度の見込み('11年11月1,405戸、'10年11月2,055戸、'09年11月2,088戸、'08年11月1,716戸)。

2LDKや3LDKが中心の販売価格を下げた一次取得者用対応マンションか分譲型資産活用1R~2DKマンション(賃貸用)が多く開発されているのだろう。
 

[ 2012年11月19日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
スポンサード リンク

コメント

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   

↑トップへ

サイト内検索