アイコン 10月の鉄鋼生産概況/日本鉄鋼連盟

2012年9月の鉄鋼生産は、銑鉄は前月比では減少したが、前年同月比は増加した。粗鋼、熱間圧延鋼材は前月比、前年同月比とも減少した。
2012年10月粗鋼生産884万トン、前月比0.4%増 前年同月比6.7%減。

○銑鉄生産は679.0万トンと前月に比べ7.2万トン、1.1%増加、前年同月比4.4%減少となり、前年同月比では8カ月振りの減少となった。
1~10月では6,814.3万トン(同0.1%増)となった。なお、10月末の高炉稼働基数は前月同様の33基中27基であった。

○粗鋼生産は884.1万トンと、前月比3.9万トン、0.4%増加、前年同月比6.7%減少となり、前年同月比で2カ月連続の減少となった。

○粗鋼生産は884.1万トンと、前月比3.9万トン、0.4%増加、前年同月比6.7%減少となり、前年同月比で2カ月連続の減少となった。

10月の1日当たり粗鋼生産は28.52万トンで、9月の同29.34万トン比2.8%減だった。
1~10月では9,016.5万トン(同0.4%減)となった。

炉別生産では、
転炉鋼が679.2万トンと前月比0.2%増(前年同月比5.7%減)、
電炉鋼が204.9万トンと同1.3%増(同10.0%減)となり、前年同月比でみると転炉鋼が2カ月連続の減少、電炉鋼は3カ月連続の減少となった。

鋼種別生産では、
普通鋼が689.7万トンと前月比0.1%減(前年同月比4.1%減)、
特殊鋼が194.5万トンと同2.5%増(同15.1%減)となり、前年同月比では普通鋼は5カ月振りの減少、特殊鋼は3カ月連続の減少となった。

○熱間圧延鋼材(普通鋼、特殊鋼の合計)生産は778.9万トンと前月に比べ1.7万トン、0.2%減(前年同月比4.5%減)と、前年同月比では2カ月連続の減少となった。また、1~10月では7,986.5万トン(前年同期比0.3%増)となった。

○普通鋼熱間圧延鋼材(一般)の生産は621.1万トンと前月比0.8万トン、0.1%減(前年同月比1.4%減)となり、前年同月比では8カ月振りの減少となった。1~10月では6,279.6万トン(前年同期比横ばい)であった。

 品種別では、
条鋼類は159.9万トン、前月比6.0%増(前年同月比0.5%増)で、前年同月比では5カ月連続の増加となった。
鋼板類は453.7万トン、同2.7%減(同2.3%減)となり、前年同月比では3カ月振りの減少となった。

主要品種の生産内訳では、
最大のウエイトを占める広幅帯鋼が362.7万トン(前月比1.8%減、前年同月比2.3%増)と、前年同月比で3カ月連続の増加となった。 
厚板は84.8万トン(同6.1%減、同17.7%減)と、前年同月比で3カ連続の減少となった。
一方、条鋼類では小形棒鋼が79.4万トン(同5.8%増、同2.7%減)と前年同月比で16カ月振りの減少となった。
H形鋼は29.1万トン(同0.6%増、同2.1%増)と同5カ月連続の増加、大形形鋼は7.6万トン(同6.0%増、同1.3%減)と同4カ月連続の減少、中小形形鋼は9.1万トン(同5.9%増、同4.5%減)と同2カ月振りの減少となった。

○特殊鋼熱間圧延鋼材の生産は157.8万トンと、前月に比べ0.8万トン、0.5%減(前年同月比15.0%減)となり、前年同月比では3カ月連続の減少となった。1~10月では1,706.8万トン(同1.4%増)であった。

 

[ 2012年11月19日 ]
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