(株)松尾工務店/事業停止
建築業の(株)松尾工務店(福井市南四ツ居1-1-14、代表:笠松清司)は11月21日、事後処理を小島峰雄弁護士(電話0776-26-3656)に一任して事業を停止した。
負債額は約23億円。
同社は、昭和30年6月創業の建築業者。福井県下中堅の工務店で以前は55億円以上の売上高を計上していた。しかし、リーマン・ショック後は、官庁工事どころか民間工事も大幅に減じて、平成23年10月期には18億円台の売上高まで減少していた。そうしたなか、平成19年に破綻した木造建築会社の大福コーポレーションに1億84百万円の焦げ付きが発生して厳しい資金繰りを迫られ、更に別途債務保証負担なども発生して、前期は財務内容を急激に悪化させていた。
(株)松尾工務店 平成23年10月期 (単位:千円)
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流動資産
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1,448,384
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流動負債
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966,017
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固定負債
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1,336,310
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固定資産
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1,291,989
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自己資本
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438,046
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(資本金)
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45,000
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総資産
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2,740,373
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負債+自己資本
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2,740,373
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・備考:不良債権処理や保証債務負担から急激に財務内容を悪化させていた。
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売上高⇒
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1,853,686
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粗利益⇒
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52,742
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経常利益⇒
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-76,669
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自己資本率⇒
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15.98%
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・備考:当期損失は特損も加わり大赤字になっていた。
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[ 2012年11月21日 ]
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