ルネサス/産業革新機構が買収へ最終調整
日本の象徴であった半導体市場は今や韓国勢に駆逐され、大手半導体メーカーのルネサスエレクトロニクスは支援がなければ破綻の運命にあったが、政府系ファンドの産業革新機構が再建に乗り出し、買収提案をルネサスの母体企業であるNEC、日立製作所、三菱電機の3社が受け入れる方向で最終調整に入った。来週にも買収が正式発表される。
産業革新機構は支援の前提として、母体3社にルネサスの従業員計約1000人の引き受けを求めていた。これに対して、三菱電機は最大300人程度を引き受ける方針。NECと日立は人員を引き受けない代わりに、人員削減に必要な費用として数十億円をそれぞれ負担する方向で調整しているという。
先般は、自工会会長の豊田社長が、ルネサスに対して受注は頼りにしてよいと発言していた。東日本大震災におけるサプライチェーン崩壊問題の回避、チップの品質管理及び技術情報の漏洩問題が深刻なことから、それらを防止するため、支援を表明していた。
<ルネサスの業績推移と予想 10月29日発表分>
連結/百万円
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売上高
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営業利益
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経常利益
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当期利益
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12年3月期第2四半期
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450,576
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-29,203
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-33,335
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-42,011
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13年3月期第2四半期
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409,384
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-23,310
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-24,443
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-115,081
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前年同期比
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90.9%
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13年3月期予想
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868,000
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21,000
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10,000
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-150,000
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12年3月期実績
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883,112
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-56,750
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-61,228
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-62,600
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11年3月期実績
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1,137,898
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14,524
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1,033
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-115,023
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10年3月期実績
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471,034
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-49,235
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-54,397
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-56,432
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13年期予想/12年期比
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98.3%
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13年3月期第2四半期
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総資産
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純資産
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自己資本
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自己資本率
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748,251
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106,820
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97,300
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13.0%
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[ 2012年11月26日 ]
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