アイコン 築地市場移転の豊洲新市場の施設計画発表/東京都

東京都と市場関係者などで組織する新市場建設協議会は27日、築地市場の移転先である豊洲新市場の施設計画を発表した。

江東区豊洲六丁目の敷地面積40.7ヘクタールに青果棟、水産仲卸売場棟、水産卸売場棟、管理施設棟等を設け、施設の床面積は40.8万㎡の規模を整備、さらに、賑わいの創出のため千客万来施設を設ける。

<千客万来施設>
千客万来施設は、築地特有のにぎわいを継承・発展させるとともに、市場本体施設と連携し、豊洲ならではの活気やにぎわいを生み出す。事業用定期借地権方式を利用し、公募型プロポーザル方式により選定した民間事業者による施設整備・運営を行う。
様々な食材をはじめ、食に関する情報、食の専門家など市場関係者が集まる市場本体施設の特性を活かし、食との出会いや楽しさに溢れ、豊洲新市場ならではの活気やにぎわいが一体的に感じられる場を創る。
千客万来施設の敷地面積は約1.7haで、事業期間(30年間)を通してにぎわいをもたらす施設の運営を行う。
2013年3月頃に募集要項を公表し、6月頃には事業予定者を決め、市場本体施設と同時開設する計画。

<市場の取扱量>
なお、豊洲新市場で想定する市場取扱量は、
水産物部2,300トン/日
青果部1,300トン/日
市場内物流量を水産物部2,900トン/日
青果部1,300トン/日

<建設スケジュール>
建設スケジュールは、2012年度内に土壌汚染対策工事を終え、水産仲卸売場棟を年度内に、その他の施設は2013年度初旬に着工し、2015年3月までに竣工を計画している。

<施設概要>
所在地:江東区豊洲六丁目
敷地面積:約40.7ha(護岸を含む面積約44ha)
延べ面積:約40.8万㎡
主要施設
青果棟:青果卸売場、青果仲卸売場、加工パッケージ施設など、3階建て、敷地面積約12.9ha、延面積約9.3万㎡

水産仲卸売場棟:水産仲卸売場、物販・飲食店舗、5階建て、敷地面積約14.3ha、延面積約17.2万㎡
水産卸売場棟:水産卸売場、加工パッケージ施設、転配送センターなど、5階建て、管理施設棟:都・衛検事務所、各業者事務所、飲食店舗など、6階建て
※水産卸売場棟と管理施設棟は、敷地面積約13.5ha、延べ面積約14.3万㎡。

築地市場

[ 2012年11月28日 ]
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