負債額は約２０億円。

同社は、昭和４４年７月設立の建築（７割）・土木（３割）の業者。マンションや学校・老人ホームなどの建築工事のほか土木工事も手掛けていた。以前は１００億円以上の売上高を計上していたが、リーマン・ショック以降の建築需要不振から平成２２年７月期には約４７億円まで売上高を落とし▲１億４千万円の赤字露呈、続く平成２３年期も受注不振から売上高を落とし、赤字を計上していた。更に、本年１１月２７日には次の通り３ヶ月の指名停止を受けていた。

＜国交省関東地方整備局＞
指名停止業者：（株）清水組（東京都日野市日野本町４－６－６）
指名停止措置期間：平成２４年１１月２７日～平成２５年２月２６日まで（３ヶ月）
指名停止措置の範囲：関東地方整備局管内
事実概要：
当該業者は、相武国道事務所発注「１６号相模原市橋本地下道昇降施設他整備工事」を落札し、契約締結を行ったが、平成２４年１０月１６日、発注者に対して当該工事に係る履行不能届を提出したため、平成２４年１０月１７日、発注者より契約を解除されたものである。以上。
　同社は、民事再生を申請した場合、再建案が債権者から了承されるまで、官庁の登録が抹消され、スポンサーが付かない限り、再登録されるまでの間（約１０ヶ月間）官庁工事の直接受注はできなくなる。

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