１１月の軽乗用自動車の販売台数は前年同月比４．６％増の１４９,９６８台となった。１０月比では12.1％増となっている。昨年１２月発売されたホンダのＮＢＯＸが５月からトップの位置を固め、ダイハツのミラやスズキのワゴンＲというこれまでのトップ常連車を抑え、快進撃を続けている。

　ホンダでは、ＮＢＯＸに続き、１０月ＮＯＮＥを新発売したが、１１月には早速、販売ランキング５位に登場、国内普通車の不振を軽自動車でカバーしているようだ。ホンダＮシリーズの復活攻勢により、軽の他社メーカーの販売台数に影響を及ぼしている。本田の攻勢が軽自動車業界に相乗効果がはかれるか今後が注目されるところである。