アイコン 西津建設(株)(長崎市)/自己破産へ

建築工事の西津建設(株)(長崎市岩川町2-14、代表:入江繁司)は11月30日事業停止、事後処理を水上正博弁護士(電話095-826-5776)に一任して、自己破産申請の準備に入った。
負債額は約5億円。

同社は昭和28年創業の建築工事業者。ビルなどの一般建築を手掛け、以前は30億円以上の売上高を計上していた。しかし、官庁工事の減少、建築不況などが重なり平成23年8月期の売上高は1億円台まで落ち込んでいた。その間賃貸ビルなどの不動産投資も行い、借入金も増加していた。本年始めには建築部門を譲渡、同社は不動産と負債を抱えただけの会社内容となっていた。

西津建設(株) 平成23年8月期 (単位:千円) 
流動資産
303,538
流動負債
145,410
 
 
固定負債
463,626
固定資産
591,696
自己資本
286,198
 
 
(資本金)
25,000
総資産
895,234
負債+自己資本
895,234
・備考:賃貸不動産を抱え、相応の借入金あり。不動産価値が簿価以上にあるのか。
売上高⇒
142,913
粗利益⇒
59,030
経常利益⇒
-21,304
自己資本率⇒
31.9%
・備考:前期は赤字、当決算後の本年始め建築部門を譲渡。ヤル気をなくしたのだろう。
 
[ 2012年12月11日 ]
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