アイコン 11月のケーズホールディングスを見る TVの落込み歯止めかからず 月別状況付

ケーズホールディングスの11月の売上報告によると、グループ合計(ケーズHD、子会社、フランチャイズ)売上高は、前年同月比▲0.3%減となった。
商品別売上高では、映像機器及びパソコンは、テレビが▲37.1%減、BD・DVDが▲32.6%減、パソコン・情報機器が▲2.9%減となった。

家電製品では、冷蔵庫は6.4%増、洗濯機は▲0.7%減、クリーナーは▲0.7%減、調理家電は3.3%増で、理美容・健康器具は▲4.4%減、エアコンは12.3%増だった。

店舗数は、5店舗を出店、1店舗を退店、月末店舗総数は392店舗となっている。
家電量販店は、総じてこうした結果となっていると思われる。地デジ・エコポイント制は、一種の産業振興政策と公共投資であるが、終了した段階で有頂天の販売高が一瞬にして、底なし沼に至った。長期展望に立脚した国の投資を伴った産業振興政策を行わなければ、国債のタレ流しになり、1000兆円の借金だけが途方もなく増加し、グローバル化した金融の世界にあり、ハゲタカ襲来の日を迎え、日の丸日本が今のギリシャやスペインと同じことになる。

ケーズデンキGの売上高月別状況
 
既存店売上高
全店TV売上高
全店売上高
(月)
2011
2012
2011
2012
2011
2012
4
111.8
80.2
124.4
43.2
119.2
85.7
5
117.1
73.8
137.5
28.5
124.6
79.2
6
134.2
61.4
201.5
17.8
141.9
65.8
7
107.8
75.9
140.5
18.3
117.3
79.9
8
71.9
91.0
40.8
48.9
77.5
96.3
9
75.1
94.3
34.3
59.3
80.4
99.6
10
62.7
81.4
19.6
53.1
68.1
85.0
11
38.9
97.7
8.8
62.9
42.2
99.7
12
104.8
 
91.3
 
114.1
 
 
[ 2012年12月11日 ]
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