アイコン 三井ハイテック/第3四半期 特別益・為替益が寄与して今期大幅黒字回復

金型技術に強みをもち、IC組み立て加工受託などICリードフレームも最 大手級の同社の第3四半期の業績は、営業利益・経常利益とも回復傾向にあるが、タイの大洪水被害の8億58百万円が保険金として確定し特別利益に計上もあ り、今期の当期利益は黒字転換して17億50百万円を予想している。

同社は第3四半期について、省資源・省エネルギーに貢献する製品・部品の供給拡大とともに全グループを挙げて生産性向上と原価低減に取り組んだ。その結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は417億36百万円(前年同期比8.4%増)、営業利益は14億63百万円(前年同期営業利益17百万円)となった。

また、当第3四半期連結累計期間に為替相場が、円安に推移し、為替差益が2億6百万円発生したことなどにより、経常利益は18億17百万円(前年同期経常利益0百万円)となった。四半期純利益は、第2四半期連結会計期間に収益性の悪化した資産グループ等の固定資産について3億86百万円の減損処理を実施したことにより、11億75百万円(前年同期四半期純損失▲8億97百万円)となったとしている。
今回の円安は、自民党の安倍党首の円垂れ流しスピーカーで実現されている。松下政経塾政権は、アメリカの新自由主義野放図経済=ハゲタカ主導経済に追随する財務省に金玉を握り潰されている。

スイスの金融当局が、円高と同時に進行したスイスフラン高に対して、インフレターゲットならぬスイスフラン阻止線を発表して、スイスフラン買いを阻止した教訓を全く眼中におかなかった。
今回の安倍党首の円安誘導発言は、ビクビクしながら投資しているハゲタカ連中が直ぐ反応を示し、三井ハイテックでは為替益が既に出ていると発表するほどの効果が既にあっている。

相手は、オイルダラーを運用する米ハゲタカと一党独裁の中国共産党のチャイナハゲタカが連動して円買いを進め、日本の実体経済とはかけ離れた円高に定着させ、日本潰しを行ってきた。今でも中国共産党は機関紙を使い、日本潰しのハゲタカによる円暴落シナリオなるものを連載しているほどだ。
日本も一定の円安ターゲットを設定すれば、ハゲタカに対して有効に機能し必ず成功する。82円台が適当なのか85円台が、95円台が実体経済を反映しているのか研究者に任せるとして必ず設定してしまうことである。

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
12年1月期第3四半期(非連結)
38,512
17
0
-897
13年1月期第3四半期
41,736
1,463
1,817
1,175
前期第3四半期比
108.4%
 
 
 
13年1月期通期予想
54,000
1,200
1,600
1,750
12年1月期実績(非連結)
50,817
44
85
-1,573
11年1月期実績(非連結)
50,069
-681
-981
-2,757
10年1月期実績(非連結)
37,924
-4,285
-4,032
-4,966
通期予想/前期比
106.3%
 
 
 
 
[ 2012年12月12日 ]
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