アイコン イナズマイレブンのレベル5/セガ訴えに反論声明

イナズマイレブンレベルファイブは12日、セガが10月22日に同社の「イナズマイレブン」シリーズにおいて特許の侵害があるとして、「イナズマイレブン」シリーズ8作品の販売差し止めと廃棄、約9億円の損害賠償を求め、訴訟を提起した件について声明を発表した。

特許の侵害だとされる、『イナズマイレブン』シリーズの処理に関して、同社はセガの特許は侵害していないとしている。
セ ガ側が、侵害されたと主張する処理は、セガの特許出願前から現在に至るまで複数存在している事を確認している、同社で相違点を分析検討し、侵害には当たら ないと判断した。また、同社はタッチスクリーンが普及した現在において、「イナズマイレブン」シリーズの操作は極めて基本的なものだと主張。今回の訴訟に ついて、「今後のゲーム制作の選択の幅を制限し、ひいてはゲーム産業の発展を阻害するものであると認識しております」とコメントしている。

さらに、侵害されたとされる特許は、2009年2月20日及び2011年8月26日に成立しており、『イナズマイレブン』第1弾の発売日である2008年8月22日以降に成立した特許に関しての訴訟提起になっていると指摘している。これに関しては「法律的な正否とは別に、同業界の一端を担う者として、この状況での訴訟提起には違和感を覚えております」とのコメントをしている。

最後に「当社としましては、セガの請求は棄却されるべきであり、裁判を通じてその旨主張していく所存です」と全面的に争う姿勢をみせている。

こうしてレベル5の声明を見ると、特許が出ていない既存技術をセガは特許を取り、特許権侵害だと騒いでいるように見える。
しかし、2009年2月20日に特許が成立しているとしても特許出願中も拘束され、一作目が販売された2008年8月22日には出願中であった可能性は残る。
ただ、レベル5がゲームに用いる前から、当技術が業界などで普及もしくは使用されていた場合、それを立証すれば、セガの主張も無理があると思われる。
正解はレイトン教授に聞くしかあるまい。

 

[ 2012年12月13日 ]
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