野田国義氏は小川知事の肖像権を侵害するだけではなく福岡県知事を罵倒し続けている。

今回の衆議院選挙において福岡第７区民主党の野田候補は、小川福岡県知事とのツーショット写真を無断で掲載し、いかにも福岡県知事の支持を得ているかのよ うに偽り、１２月７日知事から配布済みビラをただちに回収すると共に配布を止めるように野田候補に申し入れていたが、野田氏側から回答はなく１２月１０日 に改めて文章で抗議の意志を表明している。
これに対し野田氏は少しばかりの良心があったのか土曜日に一旦新聞折込みを中止したが、日曜日の西日本新聞の新聞折込みで無断掲載のビラを配布している。小川知事の抗議を無視し、その後も水曜日に読売新聞に折込を入れ、街頭や演説会頭で配布を続けている。

小川知事の事務所は同日、「衆院選で知事が野田氏を推薦しているかのような誤解を有権者に与えている。一方的に（写真を）用いたことに断固抗議する」との文章を発送、西日本新聞の取材に「知事本人や関係先に事前相談も何もなかった。遺憾だ。」と語っている。

これに対して野田氏の事務所は、小川知事との写真をビラに使う際、知事側の了承を得ていなかったことを認めた上で、「まだ文章が届いておらず、内容を確認した上で対応を協議したい」と話している。

野田氏の今回のこのような行為が公職選挙法には抵触しなくても倫理上の問題があることは明らかであり、あとは良識ある有権者の判断に委ねられている。