同社は東証１部のカシオ計算機（株）の完全子会社。カシオのデバイス開発やＬＳＩ関連の電子部品の研究・開発・製造・販売 を担ってきた。過去ＪＱに上場していたが、サブプライムローン問題発生を契機に急激に業績を悪化させ債務超過に至り、平成２０年８月上場を廃止していた。 同社の事業は平成２３年８月（株）テラミクロスに譲渡され、同社は負債を抱え、清算するのみとなっていた。

　カシオ計算機は本年５月、平成２４年３月期に遡り、関係会社株式評価損として３７億３２百万円を計上しているが、同社に関連したものかは不明である。