アイコン 12月20日の株式市場の動き 昨日高騰の反動下落 ユーグレナ公開値付かず

20日の東京株式市場は、昨日237円高の本年最大上げ幅の反動から、日経平均株価の終値は、前日比121円7銭(1.19%)安の1万0039円33銭となった。

下げ要因は、前日の米株式相場が、大型減税の失効と歳出の強制削減が重なる「財政の崖」回避に向けた与野党協議の難航を懸念して下落したこと(オバマ大統領が、共和党が牛耳る下院の決議には拒否権行使の動き)。
本日は、昨日の約8ヶ月半ぶりに1万台を回復と短期的な過熱警戒感が広がり、利食い売りに押された。
円相場が前日の84円台から本日は83円台(1ドル:83.950円)と円高にシフトしたことから、昨日高騰した輸出関連株が売られた。

 一方、上げ要因は、日銀が本日開催した金融政策決定会合で、資産買入等基金の10兆円増額を柱とする追加金融緩和を決定した。また、次回会合で「中長期的な物価安定のメド2%」を検討することが市場に伝わり、日経平均が下げ渋り、金融・不動産株など緩和恩恵株が巻き返した。
 
なお、本日ミドリムシのユーグレナ(バイオベンチャー・健康食品通販)が株式公開を果たし、値付かずの上昇で終了した。TV各局が事前に取り上げていたことから、1,700円の公開価格に対して値付かず、公開価格の2.3倍3,910円の気配値で終了した。
 

[ 2012年12月20日 ]
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